2020年1月25日土曜日

L字型テーブル その1

私の工房、ずっと置いてあった息子のベッドを処分したのでかなり広々と使えるようになっておりました。(カミさんには「余計な物を増やさない事!」と厳しいお達しがありましたが(^^;)
そのスペースにテーブルを置いてきれいに片付けようと思ってはいたものの、なんだかんだと忙しくてなかなか着手できませんでした。

時間があった分、材料検討、形状検討とかなり熟慮を重ね、どんどん手間の掛かる方へいってしまうといういつものパターン。(笑)
当初、天板の材料は友人に手配を頼む予定(タモとかセンとかの固い材)でしたがコストダウンのために安価なパイン集成材で済ますことに。(^^;

天板をL字形にする事に決まったので板継ぎが必要となり、ビスケットジョイント用のトリマーベースを新たに製作。ビスケットジョイント用のトリマービットは持ってはいたものの刃物の外径がφ40mmもあり、これまで怖くて使えなかった代物。(^^;
なので板の上に乗る部分を大きく取り、安定して使えるようにした訳です。

L字のコーナー部分には大きめのRを付けたい!って余計なこだわり。(笑)
CNCでテンプレートを製作し、それをガイドに30mm厚さの板を切断。
この接合部で板目が直交するのも私的には不可!(笑)なので板取りにもものすごくこだわりが入ってます。誰も気がつかないだろうけど。(^^;

ここまでカインズの工作室で作業して、帰って来てから板継ぎ工程。
厚みがあるのでビスケットは上下2段にしています。

接着剤をたっぷり塗って板を合わせて...締め上げ~
接合部の長手寸法が900mmもあり、そんな長いクランプは持っていないので、家にある物を総動員してなんとかする~っ。(笑)
板継ぎは接着部位を押さえつけるだけでなく、平面方向にも曲がりが出ないようにしないといけないので大変なんです。

続きはまた。

2020年1月12日日曜日

ちょっと遅れて謹賀新年(^^;

年明けからだいぶ日にちも経ちましたが、あけましておめでとうございます。(笑)
毎年恒例の材木屋さん詣で。
で、ここに着いてから「あ、しまった。バッグ付けて来るの忘れた~」(^^;
ま、いっか。

そして、このネズミの絵を見て思い出した。私は年男でしたよ。
3度目の成人式ってやつ?バキッ!!☆/(x_x)  

長い、と思っていた年末年始の休み、ダラダラと過ぎて行きました。(^^;
3D CADの勉強しつつ、難易度の高い両面切削に挑戦。
まずは表面の荒削り。

次に仕上げ削り。
 
表半分を削ったのち、材料を反転して残り半分を削ります。
位置がずれないようにあらかじめ位置決めのピン穴を開けてあります。
反転して裏面も削り完了。

ちょっと写真は暮れに試作した時のものだけど、こんな風にネジ穴を開けてここにコレットを取り付けます。
 
 完成の図。奥にあるのが試作品。手前が本命で、こちらは高価な「ピンクアイボリー」という木材を使っています。その木の中にピンク色になってる部位があるのですが、きれいにピンク色になっている部位は非常に少なく、希少材として取引されています。

あ、ちなみにこれは革の縫い穴をあけるための道具になります。(^^;
最近、頭の中で考えるばっかりでちっとも手が動いていない。なので仕掛品がいっこうに進まないのが困りもの。(^^;