2019年12月30日月曜日

バッグ納品

29日は秘密基地忘年会。今回は土壇場で1日前倒しになったためか参加者数名。いつもの開放日のような感じでした。(^^;

ブロバッグ(これはdahonに付けるので厳密にはブロバッグじゃないんだけど)の納品です。
 

取付部分にはdahonの純正パーツ「ラゲッジトラス」を使っています。

ただ、ここで問題発覚。ハンドルを切るとSTIのレバーがバッグと干渉しちゃいます。
「え~!」でも、2ヶ月前にバッグの高さを決めるために現物で位置合わせしたよね?
そしたら依頼主のMさん「あ!それ忘れてステムをカットしてハンドルを下げました!」(爆)
もうバッグ側ではいかんともしがたいので、フラットバーとかブルホーンに替えるとかして回避して下さいね~(笑)

めったに無い機会なので2つのバッグを装着状態で並べて写真撮影。


 友人がドローンで撮影してくれました。youtubeに上がってます。→これ

さて、バッグの代金をいただいたので次の材料を仕入れにいこうかな。
まさに自転車操業だな。(笑) 

ちなみにこのバッグ、ご注文は受け付けておりません。工程が多すぎてこれだけに集中しちゃうと他の事が全く出来なくなる期間が長くなるため、パート毎に分割して作るという事をしています。そのため完成までの期間が長~くなります。(今回納品のバッグで約4ヶ月)
そのため注文を受けてしまうとそれがプレッシャーになってペース配分が狂ってしまうのでそれは避けたい。
マイペースで作って、出来上がったら購入希望者を募る感じにするつもり。


 


2019年12月15日日曜日

秘密基地でブロ調整

土曜日の夜はじて吉忘年会。30人くらいは集まったでしょうか。
私が知ってる人は10人以下かな?でも、こちらが知らなくても向こうは私の名前を知っているという不思議。(笑)

で、翌日曜日、私はもちろん朝練には行かず秘密基地へ。
飲んだ翌朝も早起きです。秘密基地のゲートがまだ開いてなかった。(笑)

家にいるとレザークラフトばかりで自転車をいじるヒマが無いので今日はブロの変速調整を行うべくやって来ました。
Bici Terminiオリジナルハブに交換して3速仕様になったのに、ロー側への変速がいまひとつ。何が悪いのかきっちり切り分けしないと対応ができません。
写真が無いけどブロの外装変速機のロー側一杯まで使っているのにプーリーがロー側のスプロケット位置まで送られていなかった模様。
なのでスプロケ内側にスペーサーをかましてスプロケ自体をトップ側へ移動させる事に。
何を入れたかって言うと、純正のチェーンガイドディスク。

これでプーリーは1~3速をカバーして動くようになったんだけど、1速から2速への変速が悪い。どうも変速ポイントが合っていないみたい。そういえばこのスプロケはバラバラの組み合わせなのでうまくないのかも。11、13、16Tの組み合わせなんだけど11-13の組み合わせがあるのは11-34Tのスプロケだけなんですよ。 その13Tを使っているんだけど、うちにあった11Tとは相性が良くないって事ですね。素直にその組み合わせで買う事にしましょう。(^^;

あ、うちのブロの変速はxshifter使ってますので、ギヤ間の微調整はスマホで0.1mm単位の設定ができます。(^^)v

帰って来てからじて吉へ行ってスプロケの注文してきたんだけど、今これ書いてて気がついた。間違って11速用のスプロケ型番書いちゃった。(^^;
電話したら店長も店長で、セットのスプロケの事だと勘違いして在庫があるので注文してなかったって。(笑)
10速用の型番調べてメールしといた。これで大丈夫。(笑)



2019年12月1日日曜日

今週の作り物

私の作業部屋のパソコン、CNC操作をしてる時と机の上で使う時とキーボードやマウス位置が異なってきます。机の上はいいんだけど、CNC側は物が一杯置いてあってマウススペースが確保できない。(^^;
普通ならば「お片付けしましょ」となるのだが、私の場合は「スペースが無いなら作ってしまえ!」(笑)

前にある箱(これは以前、自転車を収納してた箱なんだけどな)の天板裏にスライド式のスペースを作成。無駄に広く見えるのは家にあった材料を使ったため。(^^;
スライドレール(余ってた物なのでその長さに合わせたので大きくなりました)を横に寝かせて使うという掟破りな使い方。これでマウス操作もストレスフリー!

次は材料が揃うのを待って一時中断していた物を組み立てます。久し振りのハンダ付けと圧着端子付け。

このアルミケース、ケチってタカチとかの国内メーカー品を使用せず中国から買ってみた物です。できはソコソコで十分使えます。ただ、構造に難ありで本体が上下二分割になっているのはいいんだけど、分割部は横からスライドしてはめ込む形。ちょいと開けたい時にビスを6本も外さないといけないなんて。そのまま上にパカっと開けたら良かったのに。タカチのケースのように。

で、何を作っていたかというと...
いつぞや作った焼き印の温度調整装置。焼き印を押す際にあまり温度を上げると革が収縮するという事が判ったので、できるだけ低めの温度で安定させる必要があると考えたわけ。
で、焼き印は100℃を越える温度域で使うので、家にあった「エッチング液の湯煎温度調整装置(笑)」では温度域が合わない。100℃以上を計測するには熱電対を使わないと。そこでk熱電対、PID制御の温度調節器、温調器のON/OFF信号でハンダゴテを駆動するためのSSR(ソリッドステートリレー)を用意しました。

SSRの発熱対策のためヒートシンクを追加してます。次は焼き印本体にk熱電対を付けるためのネジを切らないと。

あ、革バッグも進めています。(^^;
私の縫い方は、あらかじめ4本目、2本目などの目打ちで穴を開ける位置をマークしておいて、そのあと菱ギリで1目1目、穴を貫通させて縫っていきます。 
エルメスの職人さんもこのやり方らしいです。やり方が同じでも仕上がりも同じとは限りませんが。(笑)

 
 
 

2019年11月24日日曜日

ブロバッグのようでブロバッグでは無い

革のバッグ、第2作目がだいぶ形になってきました。
表側、裏側、マチの大物パーツができあがったので仮組み中。
ここから微調整をしてあとはそれぞれを縫い合わせていきます。

 「ブロバッグじゃ無い」の意味はというと、今回のご注文主はこれを
dahonの自転車に取り付ける、との事。
dahonのオプションパーツにラゲッジトラスというのがあって、
ヘッドチューブにトラス構造のステーを介してバッグを取り付ける形になります。
それのバッグ側のブラケットをこのバッグ背面に取り付けました。

もちろんitaruDesignのバッグですから、そのアダプタの樹脂が表に見えるような事はいたしません。木型を作って革で包みました。

さらに第3作目となるパーツも製作開始しています。
このマチを作る木型がへたってきてるので、これで打ち止めになるかもしれません。(^^;

こちらはブロンプトン用ですので、アクリルアダプターも新たに切削加工しました。
前に作った時から時間が空いたので、最終の切削データがどれだか判らなくなって難儀した事は内緒だ。(笑)
 

 
 

2019年11月4日月曜日

サイクリング部山中湖合宿

3連休の土日、会社のサイクリング部の合宿に参加してきました。(陸上部との合同合宿)
久し振りの好天に恵まれたこの週末、渋滞必死だなぁと思ってましたが、想像以上の大渋滞。
現地集合の集合時刻11:30に着いていたのはモーターバイクでやって来た2人だけ。他3名は1時間から1時間半も遅刻。(^^;

私は湾岸道路からレインボーブリッジを渡り損ね(追い越し車線から左に寄りきれず分岐を通過)(笑)、そのままナビの言うがままに走って行くと、首都高横浜線、横浜新道から1号線を経て、新湘南バイパス、西湘バイパス。そこからようやく東名の大井松田インターに向かうものの、その先は車線数が半分になる工事中のためそのまま246号線へ。
そこからの246がメチャ混み。(^^;
集合時間には絶対に間に合わないので、サイクリング部との合流はあきらめ、祖父母のお墓がある富士霊園へ向かいお墓参り。ここからも富士山はきれいに見えました。


そこから連絡をしてみるとみんな遅れてくるので予定通りの集合場所へ来て下さいとの事。(^^;
こりゃいかん!と山中湖へ向かいます。ところが今度は籠坂峠が大渋滞との情報が入り、急遽Uターンして 富士スピードウェイの横を抜け、激坂の三国峠を抜ける事に。
車でもかなりしんどい坂の看板を見ると「18%」でも、その昔ここを自転車で通った事もあったんだよなぁ、って。(^^; 

ようやくサイクリング部の面々と合流。久し振りに着た暗技研ジャージ。(笑)
モーターバイク組な2人はレンタサイクル。ゆる~いサイクリング部です。(笑)

このあと、お昼ご飯を食べて走り始めるのが14:30頃になってしまったので、当初の予定は白紙として、陸上部の連中が山中湖一周を走るのに絡みつつ、我々も一周で済まそうというゆる~い話に落ち着きました。バキッ!!☆/(x_x)

途中、逆光でよく見えない富士山を眺めつつ(もう少し経つと日没の太陽が富士山の山頂にかかるらしく三脚据えたカメラマンが山ほどいました)

晩ご飯のBBQの後も、総勢30名ほどの大宴会に突入し夜は更けていきました。(笑) 

翌朝、当然のごとく早く目が覚め、着替えて朝ポタ。
早起きは三文の得とあるように、湖畔に出るとド~ンと富士山!

自転車も一緒に。朝のおさんポタリングのお供はxshifterの調整も兼ねてこちらのブロ。
ローへの入りが悪く、根本的に調整しないとダメっぽい。

2日目のこの日走ったのはこの朝ポタのみ。ゆるゆるなサイクリング部。(笑)
道の駅に寄って、中央高速で帰路につきました。
自転車で走ったのは2日で高々20km程度。でも今朝は身体の節々が痛~い。(^^; 
運動不足は如実に表れてるなぁ。
 
 
 
 






2019年10月27日日曜日

Brompton 外装3速化とxshifter

先日届いた新しいハブを使ってホイールを組みました。
今回はオーソドックスな組み方(フロントはラジアル、リアはフリー・反フリー共に2クロス)なので頭を捻らずともサクっと完成。

 前後ともハブにはこのマーク。

 ブロのホイールサイズは16インチの349、そんなサイズのリムテープは見つからないので布のテープ式を使おうと思ったら18インチの355を使えばいいよ、と神の声。
じて吉の壁にずいぶん前からぶら下がっているのを知っていた(笑)私は早速購入。
 しかし、一袋に2個入っているとは思わなんだ。最近リムテープなんて買った事無かったからなぁ。(笑)
あれ?speedのホイールはどうしたんだっけかな?記憶が無い。(爆)

 ま、それでも無事にセットできました。

 チェーンも交換して(これ、まだほとんど使ってないデュラの10速用だからなんとか使いたかったのよ)シフト調整。

しか~しハンドルバーからシフトレバーを撤去。

そしてなぜだかうちに転がっていたxshifterを取付。(最近はインストールと言うのか?(^^;)

ふふふ、これでSRAMのe-tapもびっくりな無線シフトですよ、奥さん(笑)
xshifterは15速まで対応しているらしいが、それをあろう事か3速で使っちゃおうというお大尽な企画。(^^;
もっともこんなおバカな事を私よりも先にやってる人がいたのには驚きましたが。
 
 ちょいと海が見えるとこで記念撮影。
そうそう、サドルも(全然乗らない)ロードバイクからはぎ取って革感をいっそう増加させてみました。(笑)

実は今日はこのバッグをブロではなくdahonに付けたいというMさん(遠方からお越し頂きました)と取付位置の実車確認のために合流しました。年末までにはなんとか完成までこぎ着けたいと思っております。
 



2019年10月22日火曜日

焼き印製作

知り合いから「革を沢山もらったので、これでハサミケースを作りたい」と相談がきた。
「できたら刻印を入れたい」との事だったのでデータをもらいアクリルで刻印を作りました。これが非常に細かい図柄できちんと再現できるまでに4回は作り直したかな。(^^;

で、送られて来た革を見てみると...「これクロム鞣しだわ。(^^;」
革の鞣しには大きく2種類あってタンニン鞣しとクロム鞣し。クロム鞣しだと刻印が入りずらかったり、入っても時間の経過で元に戻って消えてしまったり。
「これ、刻印は無理だよ」って話をしてたら「以前、東急ハンズで作った焼きごてがある、文字だけだけど」
お、焼きごてかぁ、それならクロムでも行けるんじゃね?

焼き印作るのは初めてだけど、「初めて」って事には触手が動く。(笑)
快削真鍮の角材を入手して早速削ってみることに。
うちのCNCは金属をサクサク削れるほど剛性が高くないので、薄皮を剥ぐような削り方をするのでメッチャ時間かかります。丸々1日連続稼働みたいな感じ。

幸い途中で停電になることもなく(これが心配だった(^^;)無事終了。
細かいとこもきちっと再現できました。
 

100Wはんだごてのこて先をちょん切って先端にM8のネジを切ります。

刻印側にもタップを立てて、焼き印の完成。

今回、これを使って焼き印を押す革はすでにあらかた裁断済み。しかも小さいので刻印の位置合わせは難しい。アクリル刻印ならば位置を見ながら調整し、圧をかけて初めて刻印の跡が付く訳なんですが、焼き印だとそもそも見えないし、触ったら終わりだし。(^^;
正確に位置を合わせてから焼き印を革に降ろす事が必要になります。
そうなるともうひとつ手間をかけないと。

我が家の物置に眠っていた電動ドリルスタンド。手持ちの電ドルで正しく垂直な穴を開けるためのジグです。もう長いこと使っておらず、次の物置掃除の際には処分対象となるであろう品物でした。こいつを再利用します。

はんだごてを保持するパーツを削り出します。

はんだごてが垂直に、焼き印の面が平行になるよう微調整をして取り付けます。

もちろん下に置く革の位置がずれては意味が無いので、裁断した革と同じサイズで削り込んだ板を固定してあります。

これでひとつのシステムが完成。あとは稼働の時を待つだけ。






2019年10月14日月曜日

サドル交換とBrompton用ハブ

speed diskのサドルは長年の使用に耐えかねて悲しいことになってました。

シートポストがi-beamなのでサドルもi-beam規格のものをチョイスします。
これは今までのSDGではなくてKOREのサドル。

しかし、ひとつ問題が。これまでのサドルにはトピークのサドルバッグを付けるためのブラケットが付いてました。トピークのサドルバッグはいくつか使っており、特に小径車の長いシートポストに合わせた大きなバッグを遠征時には使っていましたので、それが使えなくなるのは痛い。

という事でサドルを再手配。SDGのサドルならブラケットが付いているかと思いきや、必ずしもそうでは無いようで、たまたまヤフオクで見かけたのがちゃんと裏面の写真も掲載されていてブラケットが確認できたのでそれをゲット。

これでサドルバッグ問題も解決。あとは「全然走って無い!」問題が問題だ。(笑)

自転車ネタついでで、新しいハブ到着。

リヤハブのOLDは112mm、フロントハブは74mm。なんで我が家の自転車はハブの寸法が変なのばっかりなんでしょ。(笑)
もっともこれは一応小径界ではメジャー?なBrompton用ですからね。(^^;
大阪のBici Terminiさんとこのオリジナルハブです。

我が家のブロは外装の2速。このリアハブは2速、3速対応でしかもスプロケとロックリングにシマノ製のものが使えるという優れもの。さすがは宮っちさん、目の付け所がナイスです。
久し振りにホイール組しなくちゃ。リアはリムも手配済みだけど、フロントのリムは現状のものを流用して組み替えのみの予定。
リアは当然3速にするつもりです。スプロケの選択とかシフターをどうするとか課題は色々あるのでしばらく楽しめそうです。(笑)
ブロの2速のディレイラは極めて単純な構造なんだけど、それはそのまま使います。
シフターについてもちょっと変わったヤツを使う予定。(^^;