2023年1月27日金曜日

EV充電コンセントボックス

 

 最近facebookも広告ばっかりなので、しばらくこっちへ戻ってみようかと。(^^;

義理の兄のとこが日産サクラを購入し来月納車になるというので充電用の工事の相談をしてきました。その際、普通は壁にコンセントを付けるだけで充電する際にケーブル(これが結構太くて、コントロールボックスも付いているため重い)を車のトランクないしは玄関から持ち出してまた収納する必要があるよ、と。

我が家の充電環境はコンセントをボックスに入れて、されにそこに充電ケーブルも一緒に常設するスタイルを取っています。このやり方だと充電する際には充電コネクタと必要な長さのケーブルを繰り出すだけ。終わったあとに仕舞うのも簡単です。
なのでその方法を提案し、肝心のボックス、内部機器類の手配からパーツ類の製作まで一式請け負うことに。

筐体は日東のプラボックス(OPK20-46A)巾400x高さ600x奥行き200mm
我が家で使っているのはタカチのBCPC406018で奥行きが180mm。材質がポリカーボネートな事もあり日東のと比べると値段が倍近いので今回はコストダウンで日東を採用。
コントロールボックスは垂直に収納したいという拘りがあるので600mmという高さは最低限必要な寸法となっています。本当は高さがあと100mm長ければ幅を小さくできるのですが、都合のいい寸法のボックスが無かったのでこれを選んでいます。金属製のキャビネットならあるんですけどねぇ、残念ながら高くて手が出なかった。

コンセントは定番のパナソニックのEV用コンセント(200V仕様)
EV用として販売されているスイッチは無駄に大きいため、それに使われている物と同じ仕様のスイッチ(20A AC300V両切)を使ってます。

スイッチが付いている部分はケーブル掛けになるのですが、そこはアクリル製の自作品です。右下に見える白いパーツも同様。これは充電ケーブルのコントロールボックス受となります。

実際に充電ケーブルを収めた姿がこちら。コントロールボックスとコンセントが微妙に芯ずれしているのはわざとです。日産の充電ケーブルはプラグとコントロールボックス間が微妙に短く(普通はコンセントにぶら下げて使用する形を想定しているため)ここをうまく処理しないと全体の高さを抑えられないので、水平、垂直の2方向で芯ずれさせてその間のケーブルを曲げるためのスペースを稼いでいるわけです。


車側に差し込むコネクタが真ん中近くにぶら下がっていますが、これを美しく収納するというのももうひとつの拘り。差し込むブラケットは正面を向いているため、そこに真っすぐ差し込むとコネクタは直立した形になりボックスに収まりません。なのでブラケットをヒンジで受けてありコネクタを刺すと自重で下に倒れる機構になっています。

こちらの写真は我が家の充電ボックスです。前述のようにボックス本体が違うのとスイッチの下に電力計(電圧、電流、電力、積算電力)を装備しています。それ用の配線があるため筐体内にあれこれ配線が走り、端子台を使っています。
右下に転がっているのは温度・湿度のロガーです。夏場に筐体内の温度変化を計測するために置いてありました。まともに西日が当たる時は60℃近くまで上がっていたので、扉に遮熱板を追加して対策しています。

ボックスの白が外壁に悪目立ちするので、扉表面に外壁と同じ柄を施し外壁に溶け込むようにしてあります。

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